ホテルSEPIA (山口県下関市)①

80年代のステイタス!ポップなラブホに胸キュンだ!

sepia_0取材先に向かう車中、ホテルSEPIA(セピア)の店長さんがハンドルを握りながら心配そうに聞いてきた。「うちのようなインテリアが本当に面白いのですか?」と。実はラブホテル取材でよく聞く言葉がこれである。取材当初の頃は「謙遜かな?」と思っていたが、時間が経つごとにそれが複雑な心境の中の1つの「本音」だとわかってきた。自分が働くホテルへの愛情はたくさんあるが、しかしあまりにも多くの時間をそこで過ごしているために見えなくなる価値がある。ましてほかのホテルと、料金やサービスのことならまだしも、インテリアについてくらべるような余裕はない。落書き帳などで多少走ることはできるが、基本的にお客とかかわらないことが最良のサービスなので、利用者の感想も多くは集まらない。だから不安なのは当然なのだ。そして、そんな心境を知れば知るほど私は面白いインテリアがあるホテルをより多くの人に紹介したいと、これまで以上に強く思うようになっていった。もっと多くの人が知ることで、ほんの少しでもいいからラブホテルで働くことに、「ここは素晴らしいアート作品である」と自信をもって欲しいと願うようになってきた。

 


105号室
sepia_1宇宙船をイメージしたベッドに星空のような客室はあるが、宇宙船内そのもものイメージをインテリアに取り入れた部屋はかなり珍しいのではないかと思う。いつもは邪魔だと思ってしまうパチスロも意外にマッチしている。